プロジェクト管理ツール12本を比較!機能や費用など選定ポイントをご紹介

プロジェクト管理ツール12本を比較
そらまめ

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このブログを書いているそらまめです。

今回は、情報の共有や、進捗状況の確認をスムーズに行うのに欠かせないプロジェクト管理ツールを紹介します。

導入すれば進行管理などの業務が楽になるとわかっているものの、種類が多すぎて選びにくいという人も多いのではないでしょうか。

漠然とツールを探していても、どれが自社に適しているのか判断しづらいでしょう。

できるだけスピーディーに選択するには、ツールの特徴を把握し条件と照らし合わせて検討することがポイントです。

サラリーマンの業務を時短するうえでは必須ツールでもあります。
機能や費用などを比較して、プロジェクトにあったツール選定をしましょう。

プロジェクト管理ツールを選ぶ際のポイント

プロジェクト管理ツールを選ぶ際の主なチェックポイントとして、以下の3つが挙げられます。

  • 機能
  • 導入形態
  • 費用

機能

そのプロジェクト管理ツールの機能を確認することは、ツール選びに不可欠です。

使わない機能が多すぎると無駄にコストがかかったり、使いこなせないメンバーが出たりする可能性があります。

逆に機能が不足していると効率よく管理することが難しくなり、導入しても無駄に終わってしまうでしょう。

作業を進めるうえで必要と考えられる機能をリストアップし、ツールに搭載されている機能と照らし合わせることで条件に合ったツールを選びやすくなります。

導入形態

プロジェクト管理ツールの導入形態には、「クラウド型」「オンプレミス型」の2種類あります。

両者の特徴は異なりますので、導入前にどちらにするか検討するようにしましょう。

クラウド型はブラウザー上で操作し、オンプレミス型は自社内にシステムを構築するタイプです。

両者の大きな違いは

  • 使用する環境
  • セキュリティ性
  • カスタマイズ性

でしょう。

クラウド型はインターネット環境を必要とし、社外でも利用可能です。一方のオンプレミス型はオフラインで使えますが、利用は社内のみに限定されます。

セキュリティ性の点から見ると、自社で運用するオンプレミス型の方がクラウド型よりも安定している傾向にあります。

クラウド型は開発済みのシステムを利用することが多く、自社システム向けに開発可能なオンプレミス型に比べると、カスタマイズ性に欠けます。

どちらかを選ぶには、何を優先するかを念頭に置いて検討することがポイントです。

費用

プロジェクト管理ツールには無料と有料のものとがあります。

有料の場合、かかる費用は大きく分けて

  • 初期費用
  • 導入後の利用料

です。

初期費用はゼロで利用料のみかかる、利用できる機能別にプランがあるなど、料金設定は各ツールによって異なります。

機能や利用人数が増えるとともに料金は高くなる傾向にありますので、予算や利用人数、必要な機能などを明確にしてから検討するようにしましょう。

おすすめのプロジェクト管理ツール比較

ここでは、12個のプロジェクト管理ツールを厳選してご紹介します。主な機能や利用形態、料金プランなどをまとめていますので、比較する際の参考にしてください。

Trello(トレロ)

URL

https://trello.com/ja

提供元

Atlassian

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

https://trello.com/ja/platforms

対応言語

日本語・英語他

費用

・フリープラン0円
・スタンダード5ドル/月
・プレミアム10ドル/月
・エンタープライズ17.50ドル/月

「元祖カンバン方式のツール」として名高い、Trello。

世界中で100万人以上のユーザーを抱える人気ツールです。

○主な特徴・機能

・ボードに付箋を貼っていくような感覚で、直感的に操作可能

・「カード」でタスクを作成し「リスト」でグループ分け、それを「ボード」上に表示して管理

・「ラベル」機能でタスクを視覚的に区別し、絞り込み検索を最適化

○こんな場合におすすめ

✓プロジェクト管理ツールに慣れていないメンバーが多い

✓プロジェクト管理ツールの定番を探している

Redmine(レッドマイン)

URL

https://redmine.jp/

提供元

ファーエンドテクノロジー株式会社

導入形態

オンプレミス型

専用アプリ                

https://blog.redmine.jp/articles/redminepm/

対応言語

日本語を含む多言語に対応

費用

無料

2006年の誕生以来、長く愛され続けているプロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・「チケット」を作成してタスクの進捗状況や優先度などを管理

・「リボジトリ」でSubversionやGitと連携

・アプリケーションで、本社と支社内で情報を共有するなど離れた場所での共同管理を実現

○こんな場合におすすめ

✓コストを抑えて安定したパフォーマンスが期待できるツールを探している

Time Krei(タイムクレイ

URL

https://timekrei.tenda.co.jp/

提供元

株式会社テンダ

導入形態

・クラウド型
・オンプレミス型

専用アプリ           

対応言語

日本語を含む多言語に対応

費用

・トライアル 無料
・クラウド 29,800円/月~
・シングルテナント 要問い合わせ

1,100社以上の導入実績を誇る、プロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・プロジェクト管理をはじめ、ワークフローやグループウエアを一元管理

・コスト分析機能:業務ごとにどのくらいのコストがかかっているかを調べ、グラフなどで表示

・予定・実績管理機能:メンバーの稼働状況を細かく把握し、作業ムラを解消

○こんな場合におすすめ

✓経営者・従業員・管理職それぞれの立場で管理できるツールがほしい

✓コスト管理を徹底したい

Lychee Redmine(ライチレッドマイン)

URL

https://lychee-redmine.jp/

提供元

株式会社アジャイルウェア

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

対応言語

日本語他

費用

・フリー 0円
・スタンダード 800円/月
・プレミアム 1,200円/月
 30日間の無料トライアルあり

Lychee Redmine は、Redmineの拡張プラグインです。

○主な特徴・機能

・Redmineの機能をアップさせ、特に編集機能が充実

・オートスケジュール機能:スケジュールを一括自動生成し、メンバーの稼働時間を一覧表で確認

・パラレルビュー機能:2つ以上のプロジェクトのガントチャートを横並びで表示

○こんな場合におすすめ

✓Redmineよりもっと多くの機能を使いたい

✓複数のプロジェクトを横断的に把握したい

Backlog(バックログ)

URL

https://backlog.com/ja/

提供元

ヌーラボ

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

https://backlog.com/ja/

対応言語

日本語・英語

費用

・スタータープラン 2,640円/月
・スタンダードプラン 12,980円/月
・スタータープラン 21,780円/月
・スタータープラン 55,000円/月
 30日間のお試し期間あり

どんなプロジェクトとも相性が良く、ソフトウエア開発からWeb制作、マーケティング、人材育成などさまざまなビジネスシーンに導入されています。

○主な特徴・機能

・「タスク管理」と「情報共有」に機能を集中させ、シンプルかつ使いやすさを実現

・ガントチャートやカンバンボードなど、直感で操作しやすいタスク管理機能を搭載

・Wiki(情報共有)、スター機能(いいねの共有)、ファイル共有などコミュニケーション機能が充実

○こんな場合におすすめ

✓操作性を重視している

✓多機能というよりも標準機能が充実しているツールがほしい

Wrike(ライク)

URL

https://www.wrike.com/ja/

提供元

Wrike, Inc

導入形態

クラウド型

専用アプリ                

https://apps.apple.com/jp/app/wrike/id890048871

対応言語

日本語を含む10ヶ国語

費用

・フリー 無料
・プロフェッショナル 9.80ドル/月(1ユーザーあたり)
・ビジネス 24.80ドル/月(1ユーザーあたり)
・エンタープライズ 要問い合わせ
 無料トライアルあり

Wrikeは、1本でプロジェクトに必要な要素をすべて管理することを目的とした、多機能なプロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・用途に合わせて選べる3つのタスク形式(テーブル・リスト・ボード)

・プロジェクト・タスク管理機能:複数のプロジェクトを同一画面で管理し、優先順位をつけて表示

・タイムログ機能:タスク別にアサイン工数を集計し、タスクの見直しをサポート

○こんな場合におすすめ

✓複数のタスクをまとめ、視認性に優れかつ操作しやすいツールがほしい

CrowdLog(クラウドログ)(旧名InnoPM)

URL

https://www.innopm.com/

提供元

株式会社クラウドワークス

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

対応言語

日本語・英語・中国語(簡体字)

費用

・初期費用0円
・ベーシックプラン(費用は要相談)
・プレミアムプラン(費用は要相談)
・1週間のトライアルあり

CrowdLogは、工数管理をメインに、勤怠管理などにも対応したプロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・工数を基にプロジェクトの収支を自動的に計算

・管理機能:工数・進捗状況をリアルタイムで可視化

・外部連携機能:Googleカレンダーなどと連携し、入力作業の負担を軽減

○こんな場合におすすめ

✓進捗状況の把握からプロジェクトの損益チェックまで一括管理したい

Jooto(ジョートー)

URL

https://www.jooto.com/

提供元

Atlassian

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

https://www.jooto.com/

対応言語

日本語・英語

費用

・無料プラン 0円
・スタンダードプラン 500円/月(1ライセンスあたり)
・エンタープライズプラン 1,300円/月(1ライセンスあたり)

カンバン方式で操作性や利便性を高めた、プロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・SlackやGppgleカレンダーといった外部ツールとの連携可能

・タスク内コメント機能や外部との情報共有機能を搭載し、幅広いコミュニケーション手段を実現

○こんな場合におすすめ

✓複数の進捗状況をまとめて管理したい

✓稼働状態をこまめにチェックしてその都度修正したい

Stock(ストック)

URL

https://www.stock-app.info/

提供元

株式会社Stock

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

https://www.stock-app.info/

対応言語

日本語・英語

費用

・フリープラン 0円
・ビジネス5 1,980円/月
・ビジネス10 3,480円/月
・ビジネス20 6,480円/月

「チーム情報のストック」にウェイトを置いた、プロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・「ノート」機能:メンバーが収集する情報や知識のストック・紐付け・閲覧を管理

・シンプルな操作でできるコミュニケーションやタスク管理

○こんな場合におすすめ

✓プロジェクトに関連した情報をストックし、共有や閲覧を容易にしたい

Brabio!(ブラビオ)

URL

https://brabio.jp/

提供元

ブラビオ株式会社

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

対応言語

日本語

費用

・フリープラン 0円
・エントリープラン 3,300円/月~
・ミッドレンジプラン 3,3000円/月~

Brabio!は、ガントチャートをサクサク作成できるプロジェクト管理ツールとして知られています。

○主な特徴・機能

・ユーザーを「管理者」「スタッフ」「パートナー」「ゲスト」4つのモードで設定し、設定の手間を省略

・コミュニケーション機能:掲示板の更新情報をメールで受け取れるなど、メンバー内でのコミュニケーションを最適化

○こんな場合におすすめ

✓グループウエアとして快適に利用したい

✓操作しやすい進行管理ツールを探している

Jira(ジ

URL

https://www.ricksoft.jp/atlassian/jira/

提供元

アトラシアン

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

関連情報はこちら

対応言語

日本語を含む18カ国語に対応

費用

・フリープラン0円
・スタンダード5ドル/月
・プレミアム10ドル/月
・エンタープライズ17.50ドル/月

Jiraは、ソフトウエア開発向けのプロジェクト管理ツールです。

○主な特徴・機能

・工程の全体を一目で把握できる「ロードマップ」

・作業の更新を柔軟に変更できる「カンバンボード」

・12種類以上ものレポート作成機能

○こんな場合におすすめ

✓アジャイル開発の過程(計画・設計・実装・テスト)を管理しやすいツールを探している

Asana(アサナ)

URL

https://asana.com/

提供元

Asana

導入形態

クラウド型

専用アプリ           

https://asana.com/ja/download

対応言語

日本語・英語・ドイツ語など計6カ国語

費用

・ベーシック 無料
・プレミアムル 10.99ドル/月(1ユーザーあたり)
・ビジネスル 24.99ドル/月(1ユーザーあたり)

Asanaは、ゴール設定からプロジェクト設計、各タスクの整理、作業上に発生した課題の解消までを管理できる、ワークマネジメントプラットフォームです。

○主な特徴・機能

・タスク管理機能:ガントチャートでスケジュールを管理したりメンバーのスケジュールを紐付けしたりと、タスクを細かく管理

・ゴールの設定やプロジェクト工程の追跡、ポートフォリオの作成などに関するレポート機能が充実

○こんな場合におすすめ

✓プロジェクト管理に使うツールは最小に抑えたい

✓小規模のプロジェクトにフィットしたツールを探している

まとめ

おすすめのプロジェクト管理ツールを厳選し、機能や費用などについてそれぞれご紹介しました。

ご紹介したツールは、以下の12本です。

1.Trello
2.Redmine
3.Time Krei
4.Lychee Redmine
5.Backlog
6.Wrike
7.CrowdLog(クラウドログ)(旧名InnoPM)
8.Jooto
9.Stock
10.Brabio!
11.Jira
12.Asana

プロジェクト管理を円滑に進められるかどうかは、導入するツール次第です。

興味のあるツールをピックアップし、機能や費用などさまざまな点から比較・検討することが、条件にあったツールを選ぶことにつながります。

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